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代表のことば

不登校、引きこもりを経験した僕が、挑戦し続ける理由。

池田勝輝の原点と、Mjupが目指す未来。

代表取締役 CEO 池田勝輝
Mjup代表取締役 CEO 池田勝輝

ゲームから、
今の仕事へ。

僕は、不登校や引きこもりを経験し、プロゲーマーを目指してゲームに打ち込んできました。今は、仲間とエスピクトをつくり、福祉の現場へ届けています。ゲームに向き合っていた僕が、なぜ今この仕事をしているのか。その間にあった出会いと、そこで考えてきたことをお話しします。

01 / ゲームに向き合っていた頃

ゲームに、本気だった。

僕は、不登校や引きこもりを経験しました。その頃、本気で目指していたのはプロゲーマーです。ゲームに多くの時間を使い、全力で向き合っていました。

けれど、社会に出ることを考える時が来ます。それまでゲームに全力を注いできた自分が、別の世界で生きていく。自分の経験や得意なことを、どう活かしていけばいいのか。僕にとって、それは簡単なことではありませんでした。

あの時、違う環境があったら。誰かの言葉や、何かのきっかけに出会えていたら。今、振り返ると、自分の可能性を広げるうえで、環境やきっかけがどれだけ大きかったかを感じます。教室で子どもたちと関わる時には、昔の自分にどんな環境や言葉が必要だったのかを考えていました。

02 / 2022年、eスポーツ教室で

自分の好きなことで、感謝された。

2022年、僕はeスポーツ教室を始めました。体験授業に来てくれた子と、一緒にeスポーツを楽しむ。授業の後、保護者の方から、お子さんがその時間を喜んでくれたことを伝えていただきました。

自分がずっと好きでやってきたことで、人に感謝される。自分のスキルが、誰かのために使える。その経験を通して、自分も求められていると感じました。ゲームに向けてきた時間や経験が、人と関わる力になることを、自分自身が実感した出来事でした。

教室では、自分の経験を思い出しながら子どもたちと向き合いました。昔の自分に、どんな環境があったらよかっただろう。どんな言葉をかけてもらえていたら、違っただろう。自分が欲しかった環境やきっかけを、今度はつくる側になりたいと思うようになりました。

その出会いから、できることを考え、調べていく中で、障害福祉や児童福祉の現場につながっていきました。生きづらさを抱える方たちが輝ける未来を創りたい。今振り返ると、この経験は、その思いを実際の取り組みにしていく原点の一つです。

03 / 福祉の現場で生まれた問い

必要な環境は、一人ひとり違う。

就労支援事業所や放課後等デイサービスと関わる中で、考えることが増えていきました。ITや動画編集、eスポーツなどを学べると案内されていても、そこで実際に取り組めることとの間に、隔たりを感じることがあったからです。

その場所は、本当にその人が必要としている環境になっているだろうか。やってみたいと思った時に、取り組める選択肢があるだろうか。自分の経験も振り返りながら、利用する方の立場で、そうしたことを考えるようになりました。

安心して過ごせる居場所には、大きな意味があります。そこで人と関わる時間を必要とする方もいれば、新しいことを学びたい方、将来に向けて少しずつ力をつけたい方もいます。必要な環境も、進みたい方向も、一人ひとり違う。その人にとって必要な選択肢が、ちゃんとあることを大切にしたいと思っています。

そして、何かをやってみたいと思った人が、一歩を踏み出した先で取り組める環境をつくりたい。学べる内容や実践する機会を、福祉の現場へ届ける。僕たちがエスピクトで形にしている取り組みにも、この思いがあります。

04 / 仲間と事業をつくる現在

一人ではできないことを、仲間と。

この思いを形にするうえで、欠かせないのが仲間です。僕の目指す未来に共感して集まってくれた人たちには、それぞれに本気で向き合ってきたことや、培ってきた技術・スキルがあります。

仲間を見ていると、一つのことに熱中してきた人の力を感じます。ゲームでも、イラストでも、それぞれの分野で積み重ねてきたものがある。その熱量や技術を持ち寄れば、一人ではできないことに挑める。社会のさまざまな課題に対して、新たな価値をつくり、届けていきたいと思っています。

今、仲間がエスピクトのサービスをつくり、運営し、お客様へ届けてくれています。僕にとっては、その姿そのものも、一つの実例です。共感して集まった仲間が、自分の持っている力を使い、一緒に事業を動かしている。目指す未来につながる実践が、ここにあると感じています。

一人では実現できないことを、仲間と実現する。そのための組織がMjupです。サービスを届けることと、仲間とともにつくり続けること。その両方を大切にしていきたいと思っています。

05 / 人に支えられる、自分自身の経験

僕も、人に支えられてきた。

人に関わる仕事をしている僕自身も、人の言葉に支えられてきました。悩みを抱え、相談できる人がいないと感じていた時に、気にかけて声をかけてもらい、救われた経験があります。

同じ経験をしていなくても、人の話を聞いて、どんなことに困るのかを知ることはできます。それが、身近な人の様子に気づいたり、声をかけたりするきっかけになる。自分自身の経験から、そう感じています。

僕は、福祉を人が生きていくための土台として捉えています。福祉の仕事に就いているかどうかにかかわらず、若い人や、これから生まれる子どもたちにも、人を知り、関心を持つきっかけがあってほしい。尊敬する人たちから受け取った思いを、僕の活動や、僕に関心を持ってくれる人たちへつないでいきたいと思っています。

06 / 挑戦の先に残したいもの

この実践を、次の人の選択肢に。

ゲーマーやイラストレーターが、自分の持っている力で社会の課題に関わる。僕たちがそうした実例を積み重ねることで、その分野の可能性が広がり、次の世代が目指せる選択肢にもなってほしいと思っています。

仲間と取り組む今の事業が、これからの誰かの可能性にもつながる。僕は、そこに何よりワクワクしています。自分が受け取ってきたきっかけや、仲間とつくっている環境を、次の人へ届けていきたい。

生きづらさを抱える方たちが輝ける未来を創る。ゲームに本気だった自分の経験も、人に感謝されたことも、人に支えられたことも、今はこの思いにつながっています。仲間と実践を重ねながら、その未来を形にしていく。それが、僕が挑戦し続ける理由です。

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